自分でゲームが作れるScratch
鹿島君は、プログラミングサークルOtOMOのメンバーであり、Scratchでたくさんのユニークなゲームを作っています。Scratchとはマサチューセッツ工科大学メディアラボ(MIT)が開発したプログラミング環境。画面の中のコマンドブロックを組み合わせ、マウス操作だけですぐに自分だけのプログラムができ、簡単にゲームやアニメーションを作ることができます。
自分の作品が全世界で遊ばれる
作品はScratchのウェブサイトで全世界に向けて発信され、特に優れた作品は“注目プロジェクト”として大きく掲出されます。鹿島君の作品“Magnet”もそこで取り上げられ、“amazing”“it’s my favorite”“Cool!”など海外からたくさんのコメントや改善への指摘が集まりました。「全部英語なので、Google翻訳を使って返信しています。去年MITにScratchのカンファレンスで行った時、アメリカの男の子に“Magnet”を見せたら“これ知ってるよ!”と言ってくれ、すごくびっくりしたし嬉しかったです。」
みんなが作り手になるともっと楽しくなる
「もっと色んな人が自分でゲームを簡単に作れる面白さを知って欲しいと思っています。だから、今作りたいのは自分でゲームがつくれるiPhoneアプリ。好きなようにゲームを作ることができて、他の人のゲームを改造したり、みんなが作り手になるともっと楽しくなると思います。プログラミングは世界共通言語。国境も年齢もなくつながっている感じがします。」鹿島君の夢は国境を越えて広がり続けます。