自分を表現して、世界の人とつながること | インターネットとできること

自分を表現して、世界の人とつながること

自分の考えをコトバで表現

ワシントン州に暮らすアドーラさんは、言葉のエキスパートです。4歳で言葉を自在に操ることができた天才少女は、パソコンで自分の言葉を綴るようになりました。12歳になり、立派な作家に成長したアドーラさんは、3冊の著作を出版。また、インターネットのブログでも積極的に考えていることを発表しており、一気に読者が増えました。

子どもの頃から作家になりたかった

4歳の頃のアドーラさんにとって、執筆は「自分の考えを表現する唯一の方法」だったとか。「私の姉は才能に恵まれていて、楽器を2つも演奏できましたが、私は書くことで救われました。自分で読んだり、誰かに読んでもらったりした本から刺激を受けたという面もあります。要は、そんな作家たちのようになりたかったんです。」と笑顔で語ってくれました。

「コトバ」の楽しさを子どもたちに

アドーラさんは、執筆に加えて教育分野での活動も行っており、インターネット上で動画を発表し、子どもたちに書く・読むことを楽しむ方法を伝えています。「本を読んだり文章を書いたりするのが嫌い、という意見を初めて聞いたとき、自分の世界が崩れたような気持ちになりました。しかし、それと同時に、衝動的になんとかしてそれを変えたいと思ったんです。」アドーラさんの強い想いはインターネットを通して世界に広がっていっています。