クリエイティブな発明をすること | インターネットとできること

クリエイティブな発明をすること

未来の紙コップを作るタイの若者

シー君とミーン君の2人は、バガスと呼ばれるサトウキビの絞りかすの繊維ともみ殻を原料とする、完全に分解可能な紙コップ”Future Eco Cup”を開発中です。2人は現在大学入試を控えていて、開発は一時中断中。しかし、入試から解放された暁には、この”Future Eco Cup”で紙コップ業界に参入するつもりだそうです。

環境によい、革新的なアイデア

アメリカ合衆国環境保護庁が発表したデータによると、驚くべきことに紙コップのために伐採される木は年間2000万本に上るといいます。一方”Future Eco Cup”は、タイなどで何トンも廃棄されている、100%天然の副産物を原料にしています。そのため、革新的なエコ製品としてとても注目されています。

インターネットは「すばらしい教材」

そんな革新的な発明を思いついたのは、「インターネットのおかげ。」だと語る2人。タイやその他の国々が抱える問題について情報を集めたり、ビジネスや発明の知識を広げるために活用しました。そんな彼らからのメッセージは、「とにかく、たくさんリサーチすること。但し、あまり負担になりすぎてもいけません。楽しんでやりましょう。そうすれば、どんな問題に直面しても解決できます。」そのように、クリエイティブなアイデアはインターネットで日々たくさん生まれています。