世界中から想いを集めること | インターネットとできること

世界中から想いを集めること

ボランティアに憧れ

ディラン君が9歳のころ、当時14歳だったお姉さんは、地元のHIV/エイズ啓発キャンペーンにボランティアとして参加し、大いに貢献していました。自分も社会に大きな貢献をしたいと考えたディラン君は、いっそ自分でボランティア団体を作り、友達や親戚がみんな参加できるようにしようと決めました。

自分で非営利団体を作り賛同者を集める

そして2004年、ついにディラン君は”Lil’MDG”という非営利団体を設立し、インターネットを通じた活動を始めます。若者に国連のミレニアム開発目標への貢献を促す組織で、創設からわずか数か月後にはインターネット上で多数の若者の賛同を得ました。その結果、2004年に東南アジアを襲った津波被害の復興資金として多額の寄付金を集めたのです。その功績で、2011年にアメリカ政府から“大統領奉仕活動功労賞”を授与されました。

若くても、動き続けるときっと出来る

「若すぎると言われたことはありませんか?」と聞いたところ、「もちろん。」という答えが返ってきました。「大きな団体や企業に出資や支援を呼びかけた時、僕達がまだこどもだということがどうしてもネックになりました。断られたことは数知れません。それでも、ようやく支援してくれる団体が見つかり、それ以降は色々なところから支援してもらえるようになりました。」とディラン君は言いました。